For a little change…

paris_sofa

我が家のソファがだいぶ痛んできたのでカバーを新調しました。
カバーリングのソファなので、カバーごとまるっと替えることももちろん可能なのですが、何せソファは座るものというより
飛び乗るものだと思っている息子と2匹の猫がいるので、またすぐ数年で擦り切れるの受け合い、、
ということで今回は座面に敷くカバーを特注。
しかもリバーシブルにしたので、普段は猫の引っ掻き跡や汚れも気にならない(と期待している!)しっかりとした生地の上で
気兼ねなく過ごしてもらえるし、お客様がいらっしゃる時には裏返して奇麗な面を表にして使えるように。
色も、普段ならモノトーンを選ぶ私が、何故かグリーン味を帯びたブルーを選択。息子が巣立ったらいくらでもシックに
設えられるし、何となく落ち着かない不穏な世の中にあって少しでも明るい気持ちになれるように、、という自己防衛本能?
とでも言いますか。日々過ごす室内のインテリアが持つ力というものは大きくて、じっくりと時間を掛けた生地選びの間、
出来上がりを待つ間、実際に設えるその瞬間、そして見て触って使う時間に味わえる喜びはとても大切ですね。まぁそれが
マグカップひとつでも、テーブルクロス一枚でも同じように気分を上げてくれますけどね。でもソファとなると大きな
面積なのでそれなりに勇気要りますし、人様のインテリアのコーディネートは潔く「これが合う」と判断できる一方で自分の
家となると迷いも出るものでして。決めるまでに時間がかかりました。

reversible

家ももう築13年を超え、インテリアはもちろん建物自体もメンテが必要な時期になってきました。経年変化でより良くなって
行く素材が好きですが、反面手入れも必要。無垢のテーブルも味が出てきていい感じだし、床もワックスをかけてもいない
仕上げなので水さえもシミになりますが、それを時々天然のソープ液で手入れしながらの13年間によって、裸足が本当に
気持ちよい肌触りの床に育ってきています。そろそろ家電も悲鳴を上げはじめ、こちらが壊れるとあちらが手を挙げて
「こっちもこっちも」と「直してコール」が響きわたる今日この頃ですが、何とか修理しながら大事に使って行きたい
ものです。

インテリアは、ちょっと変えたり加えるだけで雰囲気も変わるのでいいですよね。ブランドもののバッグひとつの
値段でどれだけ室内空間を良くできるか。。まぁ、好みと優先順位もありますけれど。

家に少しずつ手を加えて、自己満足を堪能しつつ家族の日常をより良くしたい。外食もいいが、家ご飯も一層美味しくなって
節約も可能。これぞ一石二鳥。
これで夫が料理を覚えてくれたら最高。