A LITTLE HIDEAWAY

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昭和区にひっそりと佇む “Restaurant The Valencia”。
10月で3周年を迎えられるそうですが、 オープン準備の際、レストランに飾る小物などを探しにCarafeに度々来ていただきました。 その時のセンスの良いご夫婦のことは印象に残っていて、 どんなお店をオープンされるのか楽しみにしていました。Instagramの写真からも料理の材料や盛り付けにセンスを感じ、いつか行ってみたいと思いつつ、定休日がCarafeと一緒だったり、予約で一杯だったりしてなかなか機会がないまま。。ようやく家族で訪れてみたのが1年前くらいだったでしょうか。。それから時々行かせていただいています。

初めていただいたお料理も大満足でした。色とりどり、沢山の種類の自然栽培の野菜(肥料を人工的に与えず無農薬で作る野菜を地産地消で、というところにもこだわっているそう。。)を身体が喜ぶほどたっぷりといただける場所は、ありそうで無いのです。かと言ってオーガニック系を唄う店でありがちな、ヘルシーだけど何か物足りない、、という感じは全く無いどころか、「ありがとう」と言いたくなるような満足感。メインにいただいた鶏肉のソテーもムネ肉なのにしっとりジューシーで、またまた「ありがとう」を言いながら(カロリー低いところにも感謝 笑)完食。奥様手作りのデザートも、付け足しの、ではなく、丁寧に気持ちを込めて作っているのが伝わってくる美味しさ。何だろう。良くレストランに行くと、美味しかったけど身体にはちょっと負担かけたな、的後悔が微かに残るんだけれど、The Valenciaさんの料理を食べたあとは身体にいいことしてあげたという感じになるんです。「食」は生きること、という言葉もありますが、オーナー夫妻のライフスタイルそのものが料理にも滲み出るものなのでしょうね。。。
これまでThe Valenciaさんのいちファンとして通っていたわけですが、おぼろげにCarafeとして何かご一緒できないかなぁ、、という気持ちがありました。そんな中、今年のGWのイベントの企画で食にまつわることを考えていた際にThe Valenciaさんのことが浮かび、思い切ってご相談したところ今回の「ランチボックス」(企画の詳細は http:www//carafestaff.com をご覧ください。)の案を快諾していただきました。光栄です。

お料理だけでなく、空間のセンスからもオーナーご夫妻の背景には何かしっかりとしたコンセプトがあるのだろうな、と想像しつつ、あまり親しくお話をしたことがなかったのですが、この間初めてじっくりとお話を聞かせていただきました。The Valenciaさんの店作りに大きな刺激を受けたのがカリフォルニアのSFにあるレストランChez Panisseだったそうです。シェフでありアクティビスト、作家でもあるAlice Watersさんがオーガニック&地産地消の先駆けとしてレストランをオープンしたのが40年も前のことだそう。The Valenciaのオーナー夫妻が惹かれたのは、店作りや料理など目に見えるものだけでなく、Alice Waterさんの生き方そのものだったのではないでしょうか。何が売れるか、とか、どうやったら売れるか、ではなく、そこで感じた「感動」が原点だからこそ、The Valenciaさんの料理や空間にも地に足のついた本物の時間が流れているし、多分将来もずっとそうなんだろうと感じさせるのではないでしょうか。

今年のGWでは、そんなThe Valenciaさんでの感動のほんの一部をランチボックスに詰め込んでお届けできればと思います。

本当は隠しておきたい店ですが。。(とCarafeについてもお客様に良く言われます。。そう言わず宣伝して欲しいんですが 笑)

Restaurant The Valencia
466-0003 名古屋市昭和区曙町2-10-9
https://www.instagram.com/restaurantthevalencia/

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